ビールと本と旅とおもしろいこと。

富江弘幸(ビアライター)




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俺のうまいビールランキングトップ10(2016年度)

実は好き嫌いがはっきりしている私です。

一応、ビアライターを名乗っているわけで、飲んだビールはできるだけ記録を付けるようにしています。銘柄やスタイルはもちろん、苦味・甘味・酸味等々のレベル、感じたことについてのコメントなどです。

それらは基本的に主観を入れない客観的なものなんですが、主観バリバリの点数も100点満点で記録しています。その点数の高いトップ10銘柄をここで紹介してしまおうというのが、今回の記事。年度末なんでね。

2016年4月1日〜2017年3月31日に飲んだビールが対象です。新商品だけでなく、何度も何度も飲んでいるビールも入っています。主観バリバリの点数は公表しません。

ビール選びの参考にしていただければと。

では、10位から発表していきましょう。

第10位 リストラティブ・ビバレッジIPA(ブリュードッグ)

パンクIPAで知られるブリュードッグのビールです。

圧倒的なマンゴー、パイナップル、ピーチを思わせるアロマ。飲む前からうまいビールだってことがわかります。香りを嗅いだだけでガッツポーズしてしまうほど。

IBUは100を超えていて、序盤からフィニッシュまで高いレベルで続きます(IBUとは苦味の単位で、大手ピルスナーで25前後と言われています)。IPA好きなら満足できるはず。

過去記事はこちら。

www.hiroyukitomie.me

第9位 ピルスラガー(フォーピュア)

大手ビールが好きだけど、海外のビールにも手を出してみたいって人にはいいかもしれません。同じピルスナーというスタイルです。イギリスのフォーピュアという醸造所。

モルト感はちゃんとありつつもやや軽めで、フラワリーなアロマ。最後に苦味がしっかり残る。ゴクゴク系です。過去記事はこちら。

www.hiroyukitomie.me

第8位 アオテアロア(ナパルビア)

こちらはスペインの醸造所のビール。スペインのビール、特にクラフトビールはあまりみかけなかったんですが、これは期待したい醸造所。

スタイルはピルスナーですが、マンゴーやグレープフルーツのフレーバーもあり、ペールエールっぽく楽しめる1本です。

こちらで記事書いてます。

www.jbja.jp

第7位 ラジャダブルIPA(エイヴリー)

エイヴリーはアメリカの醸造所。ダブルIPAというのは、苦味が強めのIPAよりもさらに苦味が強いもの、と思っていただければ。

これだけ苦味が強くする場合は、モルトの風味も強く出してバランスを取るんですが、このビールはどちらかといえばモルトよりもホップ重視。ピーチ、グレープフルーツなどのフレーバーがあり、ボディは軽め。比較的スイスイ飲めますが、アルコール度数8%あるので注意。

第6位 スルガベイインペリアルIPA(ベアードブルーイング)

ベアードブルーイングは沼津で創業して、現在は修善寺でビールを造ってます。ベアードのビールもアロマが素晴らしくて、栓を抜いた瞬間にガッツポーズしますね。

インペリアルIPAというのはダブルIPAとほぼ同義。オレンジやグレープフルーツのアロマがありますが、ラジャダブルIPAに比べるとモルト感がしっかりしています。すべてのバランスが抜群の1本。

ベアードビール スルガベイインペリアルIPA
 

 

さて、次からはいよいよベスト5です。

第5位 タンジェリンソウルスタイルIPAグリーンフラッシュ

この記事でも書きましたけど、アメリカでは柑橘類を副原料に使ったペールエールやIPAがプチ流行しているような気がするのです。

www.hiroyukitomie.me

これもまたオレンジやミカンを思わせる圧倒的な香り。IBUは75でかなり苦い部類に入ります。が、適度な甘味とのバランス。苦すぎたり甘すぎたりっていうビールは何杯も飲めないんですが、これは何杯でもいけそうな感じ。

で、実際にどんなものかは日本ビアジャーナリスト協会のウェブサイトでも書いていますので、ご参考までに。

www.jbja.jp

第4位 ユニオンジャックIPA(ファイアストーンウォーカー)

ユニオンジャックなんて名前ですが、アメリカの醸造所が造っているIPAです。イングリッシュスタイルかとも思わせますが、これまたバリバリのアメリカンスタイルIPA

青々しさとオレンジっぽさが同居している香り。ひと口飲むと、オレンジ感が口に広がり、ホップの苦味と混じり合ってなんともいえない気分になります。比較的どっしりめのボディでゆっくり飲みたいビール。じんわりと苦味が持続します。

そしていよいよベスト3!

第3位 マルール10(ランツヘール)

ランツヘールはベルギーの醸造所。自分で点数を付けておきながら、これが3位というのは結構意外でした。というのも、自分の傾向としてここまでのハイアルコールビールにはあまり高い点数を付けないので。アルコール度数はなんと10%。ハイアルコールのベルジャンブロンドエールです。

香りは、洋ナシ、ハチミツ。口に含むと一瞬甘味が勝っているように感じますが、徐々に苦味が強く感じられるようになります。アルコールのピリッとした感じもあるんですが、10%まであるようには思えない味わいです。

ちょっと寒いなと思う日に、ぜひともゆっくり飲んでもらいたいビール。

第2位 ビヨンドザペール(フィッシュブリューイング)

最近飲んだビールですな。いろいろなフルーティーアロマが鼻から飛び込んできて、なんとも華やかな感じ。マンゴーやオレンジのフレーバーのある、ちょっと苦味が強いペールエールです。ラベルも最高ですね。

www.hiroyukitomie.me

こちらにも書いているので参考までに。

www.jbja.jp

そして、2016年度俺のうまいビールランキング第1位は、こちら!

第1位 7:45エスカレーション(クルーリパブリック)

意外!

超意外!

ここ最近はアメリカのビールばかり飲んでいる上に、ドイツビールはほとんど飲まなくなってしまったのです。嫌いじゃないんですけど、ちょっとおもしろいラベル優先のジャケ買いをしていると、質実剛健なドイツビールは優先順位低くなってしまうんですよね。

クルーリパブリックはドイツの醸造所。2011年創業のまだ比較的新しい醸造所です。もちろん2016年度以前にも飲んだことはあって、そのときにもおいしいと思った記憶はあるんですが、まさか1位になるとは。

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このビールは、スタイルでいうとダブルIPAです。ラジャダブルIPAやスルガベイインペリアルIPAと同じジャンルですね。それらと違うのは麦の甘い香り。醸造所に行くと麦の香りが漂うんですが、それと似た香りがビールから漂ってきます。口に含むとすぐモルトの甘味を感じ、すぐに苦味が現れる。後味まで苦味が残りますがイヤな感じはまったくありません。何度でも飲みたい味わい。

 

やはり、ペールエール・IPA系に偏っている感じがありますね。これが個人的嗜好ということで。もちろん、この10銘柄以外にもおいしいビールをたくさん飲んではいますが、それらはまた別の機会に紹介できれば。

なお、本当に一番推したいビールとしてはジャパンタイムズブラッセルズ・京都醸造のコラボビール「春の息吹」なんですが、内輪のビールは外しておきました。が、完売してしまう前に、ブラッセルズでぜひ飲んでいただきたいなと。

私からは以上です。

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