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富江弘幸(ビアライター)



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「ガイアの夜明け」のキリンビール「飲み会説教」シーンに見る、一次情報に当たることの重要さ




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ボヤにもならない私です。

 

あまりこの話題には触れたくないなあと思っていたのですが、ほんの少しだけ触れておきましょうかね。9月5日放送のテレビ東京系「ガイアの夜明け」で、キリンビールの飲み会での上司の説教シーンが炎上した件です。

 

ビアライターを名乗ってはいますが、実はあまりこういう話題は興味ないんですよね。情報として仕入れはしないととは思いますが、それらをアウトプットするのは他の人にまかせたい。

 

なので、この炎上した部分について、つまり飲み会説教がパワハラだとか、それについての賛否を述べたいとはまったく思ってません。まずそれが前提としてあります。

 

ですが、この番組と炎上を見て、ちょっと違和感を感じた部分があるのです。その違和感についてモヤモヤしていたのですが、ある記事を読んだら同じモヤモヤについて書いてあったので、ちょっと自分も記しておきたいと思った次第。

 

その記事とはこちらです。

toyokeizai.net

 

自分が感じたモヤモヤはこんなところ

そのモヤモヤ部分をちょっと長いですが上記記事から引用します。

問題となったのは、先輩が主人公に対し、会議の席で「2倍売るにはどうするんだ」などと迫り、その後の飲み会の席でも「お前、今のまま上に上がられたら、下の子が付いてこないでしょ。俺できない、知らない、やだ。そんなやつにリーダーやってほしくない。お前、どれだけやっとんねん。やってないねん。やれや。できるやろ」という言葉を浴びせたシーンだ。

主人公が無言で真っ赤な目をして、涙を流す姿まで放映された。

こうやって文字にしてしまうと、陰湿ないじめのように聞こえるが、実際の雰囲気はそこまで張り詰めた感じではない。その涙も、熱い励ましに、勇気づけられた、もしくは気づきを得たときの涙、にも見える。最後はみんな笑いながら、肩を組み、居酒屋を出ていくシーンが映し出されている。

はい。ここです。

 

実はこの番組を見る前に、炎上を先に見ていたのです。上に書いた通り、こういったストーリーは興味ないので、もともと番組を見るつもりはありませんでした。なので、Twitterから流れてくるツイートで、そんな内容の番組だったのかと知ることが先になります。

 

そこで、どれだけひどい説教なのかと興味を持ち、番組を見てみたわけです。

 

今は便利ですね。一部の番組に限られるとはいえ、閲覧期限があるとはいえ、TVerで過去の番組を見ることができるわけですからね。「ガイアの夜明け」もあったので見てみました。

 

モヤっとしましたね。

 

説教で泣いたものの、その後のシーンで上司たちと笑って肩を組んで店を出て行くんですよ。一見して悲壮感はないように思います。でも、炎上ツイートとかは、「説教ひどい」というだけなので、他にもひどいシーンがあるのかな、とか、番組自体もバッドエンドで終わっているのかな、と思うじゃないですか。

 

なのに、みんなで笑って店を出ている上に、この泣いた社員がアサヒビールから売り場の一部を奪うことに成功するんですよ(アサヒビールにとってはバッドエンドでしょうけどね)。

 

もう一度、ここで前提を書いておきますね。結果がよかったから説教はOKなんだとかいう立場ではないです。逆に説教はパワハラだという立場でもないです。フラットなつもりです。

 

ただ、説教ひどいというツイートばかりでなくこの結果まで伝えていたら、多少炎上の度合いは変わっていたんじゃないかと思うんです。

 

自分は20年近く前に体育会系の部活をやっていた人間ですから、実はあまりこういった説教に抵抗がありません。もっと理不尽なこともありましたしね。しかし、一方でいま現在、自分が泣かされる立場だったら相当キツいなあと思ったりもします。

 

ま、しかし、この放送を見てキリンのイメージが悪くなった人がいるでしょうし、嫌な気分になった人もいるでしょう。でも、炎上させていた人たちやそのツイート等を見ていた人たちは、この番組自体をちゃんと見たんでしょうかね?

 

説教がいい悪いではなく、番組を最初から最後まで見たら、自分と同じようにモヤっとしたり、もしかしたらキリンが好きになったりする人もいるかもしれません。もちろん、もっとキリンが嫌いになったりする人もいると思いますけどね。

 

一次情報かそれに近い情報を確認したほうがいいっすよ

つまり、何が言いたいのかというと、何でも一次情報に当たってから判断したほうがいいんじゃないですか、ということ。たとえ結果が変わらなかったとしても、一次情報に当たったことで、自信を持って自分の意見を述べられる。これは大きいと思います。

 

ネタとして「ガイアの夜明け」のキリン炎上を使いましたが、別のネタでもよかったわけです。他人の眼鏡で見ていたら自分の本当の意見を見失ってしまうなあ、ということを実際に感じたので、それを記しておきたいと思っただけで。

この時期にたまたまこのネタがあったというだけですね。

 

全俺が泣いたシーン

ところで、この泣かされた社員が自宅で幼い子どもに「パパ頑張るよ!」的なことを言っているシーンがあるんです。子どもは幼稚園くらいですかね。無邪気に笑う子どもは、パパが説教で泣かされたことは知らないんだろうなと思うわけです。

さらに言えば、炎上していることも子どもは知らないんだろうな、と。でも、パパのことは無条件に好きなんだろうな、と。

そんなシーンを見て全俺が泣いた、ということは報告しておきます。

 

この泣いた社員さん、頑張れ。キリンビールさんも、アサヒビールさんも、頑張ってうまいビール造ってください。

 

私からは以上です。本日はありがとうございました。

 

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