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立ち食いそば屋のたぬきそばリストアップ6軒!やっぱりたぬきそばがうまい!

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たぬきそば

たかがたぬきそば、されどたぬきそば。

たかがたぬきそばですが、なぜか立ち食いそば屋ではいつもたぬきそばを食べてしまいます。

 

そんなたぬきそば好きによる、立ち食いそば屋のたぬきそばだけのレポートです。

 

 

小諸そばのたぬきそば350円

まずは、大手チェーンの小諸そばたぬきそばを。

小諸そばは立ち食いそばチェーンの中でも勝手にかなり評価していまして、そばそのものがうまいんですよね。接客もチェーンの中ではいい感じで印象いいです。

さて、そんな小諸そばたぬきそばですが、温かいのと冷たいので選べます。冷たいたぬきそばもおいしいのですが、揚げ玉がシナッとなるのが好きなので、つゆが少なめの冷たいたぬきそばはあまり食べたことはありません。

 

温かいたぬきそばはこちら。

たぬきそば

これですよ。

小諸そばのいいところは、たぬきそばにレンゲがついてくること(これをレンゲといっていいのかわかりませんが。お玉?)。たぬきそばの揚げ玉を食べ尽くしたいと考えるたぬきそばラヴァーの気持ちをよくわかってらっしゃる。

 

そして、ネギ入れ放題。いや、入れ放題とは書かれていませんが、ネギの容器がテーブルに置いてあって、自由に入れていいことになっているんですね。なので、デフォルトはネギ入っていません。写真はちょっとネギを多めに入れたものです。

 

たぬきそば

 

そうそう、小諸そばはネギのカットを機械で行っているんですよね。包丁で切っているわけではなく、店内にネギカットの機械があって、食べているとたまに見ることができます。

 

さて、たぬきそばの味ですが、立ち食いそばチェーンの中ではかなり上位に位置づけられる味わい。

そば自体は細めで、比較的柔らかめに茹でられていることが多いような気がします。揚げ玉は機械的ではなく、他の天ぷらを揚げたときにできたものですね。たまにかき揚げに入っている桜エビの残骸が揚げ玉に入っています。エビが苦手な人はご注意を。

 

あと、もうひとつ大事なことがありました。小諸そばはそばの中にちょいちょい季節感を出してきて粋な感じがします。そばに入っている緑は、通常は小松菜なのですが、上記の写真は菜の花?なのでは。軽い苦味がよかったです。

それと、冬の時期にはゆずの皮をひとかけら乗せてくれます。ゆずが軽く香っていいんですよねー。他のチェーンでは見たことないので、ここは結構差別化ポイントなんじゃないかと思っています。

 

ごちそうさまでした。

 

 

吉そばのたぬきそば390円

吉そばって、たまに店舗を見かけるんですが、見かけるタイミングが食べる時間帯でなかったりして、あまり入店したことがないんですよね。これまでに2回くらいしか入ったことがありません。たぶん。

 

なので、吉そばの読みが「よしそば」なのか「きちそば」なのかもわかっていなかったくらいです。

 

「よしそば」です。覚えました。

 

さて、今回はいいタイミングで吉そばの近くを通ったので、たぬきそばを食べてやろうと入店。が、食券機を見ても一発でたぬきそばを見つけられません。

 

なんと、食券機の下のほうのボタンに、「きつね・たぬき 温・冷」とまとめて書かれているではないですか。きつねとたぬきを一緒にしますかね? しかも温と冷も一緒になっていて、さらにいうと、そばとうどんも一緒なんですよ。

 

つまり、種類としては2×2×2で8種類のメニューがひとつのボタンにおさまっていて食券を出すときに、「温かいたぬきそばをお願いします」と言わなければいけない。

 

これ、オペレーションも大変なんじゃないですかね……。食券のメリットを生かしきれていないというか。

 

ま、それはそれとしてたぬきそばです。

 

吉そば

 

かなりベーシックな、基本に忠実なたぬきそばですね。揚げ玉はたぬき専用に作られたもののようですが、富士そばのように機械的な感じはしません。自分的には好印象です。

ちなみに、レンゲはもともと付いているのではなく、勝手に取って使っていいという感じ。

 

吉そば

 

麺はエッジがきいている感じで、ぷつっと切れる歯ごたえです。少し粉っぽさも感じますが、小諸そばの麺に近いような感じがあります。

少し注文をつけるとするならば、もう少しネギが多めだといいな……というところ。つゆの味も適度ですし、390円という値段を考えたら、もう少しネギを多めに……! お願いします……! という感じです。

 

ごちそうさまでした。

 

駅そば大宮のたぬきそば350円

JR大宮駅の京浜東北線ホームにある立ち食いそば屋、駅そば大宮。不要な情報をすべて切り落としたシンプルなネーミングが最高です。

この駅そば大宮は、どうやらルミネ(株式会社ルミネアソシエーツ)が経営しているようで、軽い驚きです。ルミネが経営する店舗の一覧を見ると、横文字のなにやらきらびやかな名前が並ぶ中、

 

駅そば大宮

 

ですよ。

www.lassoci.co.jp

◯◯ペイという電子マネーが乱立する中で、d払いと日本語で攻めてくるドコモと同じくらい無骨な感じがします(褒めてます)。

 

この駅そば大宮のメニューには、深谷ネギを使ったさいたまそばというそばがあります。食べたことはないので味はわかりません。もしかしたら、他にも埼玉にフィーチャーしたメニューがあるのかなと思ったら、佐野ラーメンやら焼きそばやらもあって立ち位置がよくわからなくなりました。

 

さて、駅そば大宮たぬきそばは350円。

たぬきそば

いかにも関東のつゆって感じの色ですね。

揚げ玉は機械的に作られたきれいなものではなく、春菊天などの天ぷらを揚げた後に出たものを使っているようですね。春菊的なものも混じってました。そのせいか、つゆに浸っていない部分を食べても、サクッとした感じではなく、シトッとした感じ。

 

たぬきそば

麺は、昔よくあったチェーン立ち食いそば屋の典型的な麺でした。悪くいえばボソボソっとした食感もある麺ですが、昔懐かしい感じでいいんじゃないでしょうか。最近はこういう麺を出す立ち食いそば屋って減ったような気がします。

 

次はさいたまそばを試してみたいものです。

ごちそうさまでした。

 

常盤軒のたぬきそば400円

常盤軒はJR品川駅の山手線ホームにある立ち食いそば。以前はJR品川駅に6店舗もあったそうですが、現在は山手線ホーム(品川22号店)と横須賀線ホーム(品川26号店)にある2店舗だそうです。

www.hotpepper.jp

 

常盤軒のウリは、めんつゆに一度浸したかきあげを乗せた品川丼。ですが、たぬきそば400円を注文します。

 

常盤軒

 

一見、普通のたぬきそばですが、見たまんま普通のたぬきそばです。ただ、他の店と違うのはネギの乗せ方。かけそばの上に揚げ玉を乗せ、その上にネギを重ねて乗せます。他の店は揚げ玉の横にネギを乗せることが多いのですが、真上に乗せてきました。

 

常盤軒


ネギの乗せ方よりも、この店の特徴としては麺の色でしょうね。他の店のそばよりも濃色です。そばの実の黒い部分を残して挽いているらしく、それがそばの色にも出ています。

食感としては、いかにも立ち食いそばという食感。ある意味、ゴワッとしている感じがあり、噛むとぷつっと切れる。

つゆもかなり濃色。味もちょっと濃い目です。語彙力ないですが、出汁っぽさはすごく感じる。

 

いい意味で特別感のない日常のそばって感じですね。

ごちそうさまでした。

 

かき揚げ蕎麦 吉利庵のたぬきそば420円

かき揚げ蕎麦 吉利庵は、JR品川駅改札内エキュート品川サウスにある立ち食いそば屋。昭和39年から続く常盤軒の蕎麦売店が前身のようなことが同店のウェブサイトに書いてあります。

 

kichilian.jp

 

店名にかき揚げそばと書いてある以上、ウリはかき揚げそば何だと思いますが、ここはもちろんたぬきそばを注文します。食券を買って店内に入ったら、速攻でそばが提供されました。速い。

 

かき揚げ蕎麦 吉利庵

 

この写真だけではわからないかもしれませんが、かなりボリュームがあります。値段は420円とまあまあ高めなのですが、ボリュームを考えると安いのかもしれません。たぬきそばで腹いっぱいになりたい、というときにはいいかも。

 

かき揚げそば 吉利庵

 

麺の色は普通ですね。昔ながらの立ち食いそばというよりも、現代的になったそばという感じ。常盤軒が前身ということですが、常盤軒の麺とはまったく違います。全然別の店だと考えたほうがいいですね。

揚げ玉の大きさは比較的小さめ。小さくて箸にかからないのでそばに絡めて食べることになりますが、そんなに絡まない。最終的には揚げ玉がそこそこ残るので、箸でかきこむ感じになります。レンゲがあるといいなあ、と。

 

しかし、本当に量が多いですね、この店は。お腹いっぱいです。

ごちそうさまでした。

 

名代 富士そばのたぬきそば410円

名代 富士そばは昔よく通っていたのですが、最近はあまり食べなくなってしまいました。

自分の生活圏に名代 富士そばがないということが一番大きいのですが、上記小諸そばの魅力が上回ってしまったということもあります。他にもいくつか理由はありますが、昔は名代 富士そばのたぬきそばをよく食べていました。

 

たぬきそば

 

久しぶりに食べてみたのですが、410円という値段設定はなかなか高いですね……。小諸そばの350円よりも60円高い。小諸そばで410円だといか天そばが食べられます。

たぬきそばで410円もするんだったら、天ぷらそば500円以上するんじゃないか? と思って調べてみたら、天ぷらそばは430円なんですね。たぬきそばに20円プラスすれば食べられる。

まあ、小諸そばはかき揚げそばが400円なので、天ぷらとかき揚げを比較しても小諸そばのほうが安いのですが、小諸そばの場合はたぬきそばとかき揚げそばの差額が50円あることを考えると、名代 富士そばではたぬきそばよりも天ぷらそばを食べたほうがコスパがいいのでは……。

 

なんてことを言っていると、たぬきそばを食べる理由がなくなってしまいますが、たぬきそばが好きだからたぬきそばを食べるのです。コスパではありません。

 

では、名代 富士そばのたぬきそばはどんな味なのか。

たぬきそば

 

名代 富士そばって、ここ数年で押し出し式製麺機を使った店舗が増えてますよね。そばの固まりを製麺機に入れると、麺状に押し出されてお湯の中に入っていくというヤツ。自家製麺的な感じを出したいんでしょうか。

もともと、名代 富士そばは紀州屋製麺と興和物産が作ったそば(つまり店舗外で製麺したそば)を出していたようなのですが、押し出し式製麺機が増えてきている感じがします。

 

紀州屋製麺と興和物産のそばの違いはよくわかりませんが、押し出し式製麺機との違いははっきりわかるはずです。上記写真を見ていただければわかりますが、押し出し式製麺機の場合はちょっと平らになっています。平打ち麺的な。

これが悪いわけではないんですが、自分の好みとしては違うんですよね……。紀州屋製麺と興和物産のそばのほうが好きなんです。

 

肝心の揚げ玉は、機械的に作った感じのきれいな揚げ玉。やや小さめになっているので、そばは食べ終わっても揚げ玉が結構残っている状態になりやすいかなと。最後に揚げ玉を食べるのも箸にあまりひっかからないので食べにくい。

 

個人的には、紀州屋製麺と興和物産のそばを使っている名代 富士そばを選んで行きたいのですが、店に入る前にそれを知るにはどうしたらいいんでしょうか……。

ごちそうさまでした。